ルビスコくんの日記

とある博士学生の日記です。

DeepLはまじで神・・・

DeepLはまじで神です。

いま投稿用の論文を作成中なのですが、日本語→英語に変換するのに大活躍しています。一応言っとくと、簡単な英文なら自分で書きますよ。あと自分が書きたいのと同じ構造をした文章がすぐに見つかれば骨格だけ借りてきて自分の文章にします。それ以外の場合、ちょっと込み入っていてどう表現すればいいかわからなくてそれっぽい文章をすぐに見つけられなさそうだと判断したら、最近はすぐに日本語で書いた文章をDeepLに突っ込みます。そしたらどっかの論文で読んだことのあるようなそれっぽい英文を返してくれるんですよね。今急いでるので、そりゃあ使いますよね。

上にも書きましたが、これまでは英借文と言われるように、似た表現や文章の骨格を別の論文から探してきて自分の文章にする、みたいなことを一文ずつ地道にやっていたのですが、もうそんな面倒くさいことをする必要はなくなりました。これによって論文の論理を作るところに集中できるようになるので、今までよりずっとスムーズに書けています。それに結局は教授が英語を直してくれるので、英語としては正しいかはわからないけど意味は通る文章さえ書ければ今のところ十分です。DeepLは英語→日本語の変換が驚くほどよくて論文をちゃちゃっと読むときにも使っていたので、たぶん英語に変換するのも精度が高いんじゃないかなと思います。ちゃんとした英語なのか僕にはわかりませんが、Google翻訳よりそれっぽい文章が出てきてるような印象です。思い込みかもしれないけど。

めちゃ便利なのでD論かくのにも使っていきたいと思います!

人の優しさ

3月で学振の期間が終わって4月からは研究室でRAとして雇ってもらっているのですが、家賃とか光熱費とか食費、税金や年金など払っていったらRAの給料だけじゃ足りないんですよね。標準修了年を過ぎてしまった人はなぜか授業料免除を原則してもらえないことになっているので(一番苦しい期間だと思うのですが・・)一月あたりの授業料45,000円だけ足が出てしまう状態です。これまでの貯金を切り崩せばなんとかなるのですが、種籾といえる貯金はできるだけ減らしたくないので4月からバイトをしようと思って知り合いの研究者の方に連絡してみました。そしたら見事リモートでデータ整理をさせてもらえることになりました。かなり忙しい方なのでたぶん未整理の観測データが溜まっているかもなーと思ってたら予想通りでした。で、始める前にこちらの事情(オーバードクターして博論の研究も同時に進めている状況)もかなり気にしてくれて、「とにかくデータ整理の進捗よりも博論の研究を優先してください。頑張って学位とってくださいね。」と応援してくれてまして。他にもメールをやり取りしてるなかで助けてあげたいっていう気持ちが伝わってくるんですよね。自分が困ったときに助けてくれる、優しい言葉や励ましの言葉をかけてくれる人って本当に大事にしたいなって思いますし、ちゃんと期待に応えたいなって思います。

なんかよく「他人のために頑張るなんて綺麗ごとで、結局は自分のためでしょ?」という言説が昨今では支持されているような印象を受けます。僕としては、自分のために頑張るっていうのは、それはもちろんそうなのですが、それだけじゃ続かないなって思います。応援してくれる人をがっかりさせたくない、期待に応えたいっていう気持ちもあったほうがモチベーションは長続きするよなーって思いました。

現状のつらさの整理

この現状、自分としてはそこそこつらくて不安に感じているのだけれど、何がつらさの原因なのか、整理してみようと思う。

  • 研究の結果がでない。

うん、当たり前だけどこれが一番大きい(笑)。詳細は過去記事に書いたので省略。

  • 外出できない

コロナに関係なく、とにかくやることが山積していて時間がないので大学と自宅以外の場所に行く暇がない。息抜きはYouTubeくらい。これでけっこうつらいのは、外食が全くできてないところ。大学と自宅が両方山の上にあるので、生活圏内にレストランや定食屋が本当に全くない。美味しいものを食べようと思ったら地下鉄に乗って街に出ないと行けないけど、そんな余裕ない。大学の学食を除いて最後に外食したのは昨年末に帰省したときだと思う。最近はコロナの影響で学食も営業してないからずっと自分で作って食べてる。料理の腕を向上させる気もないので完全にルーティンになってる。たまには美味しいもの食べたい。

  • 話せる相手がいない

こういう研究で行き詰まった時に話し相手になってくれる人がいない。修士時代の友人は全員就職してるので、なかなか理解してもらえないし…。親兄弟にしてもそう。まあ、話したら気分転換にはなるから助かってはいるんだけどさ。

  • 貯金が減っていく・・

借金はしてないけど、RAの給料だけだと授業料の分だけ足が出てしまう。なぜか博士4年目以降は授業料免除されないらしいので年間53万が貯金から吹っ飛ぶ。増える要素がない自分の預金口座から半期分26万がごっそり引き落とされるのを見るのはけっこう心臓に悪い・・。一人暮らししてるせいで学振の給料をほとんど貯金に回せなかったのが痛い。今年で終わるならまだ大丈夫だけど来年も継続することになったら奨学金借りるかも・・。

20200725の日記

今日は4月以来となるジョギングをした。筋トレもランもしていないので運動不足だなーと思ってたし、毎日大学行って論文書いたり文献探したり実験しての繰り返しなのでなんか違うことをやりたかった。

夕方、ジョギングの帰りに歩いているとセミの幼虫を見つけた。羽化していない。普通セミの幼虫は早朝に出てきて羽化するものだが、地上に出てくる時間を間違えたのか。ひっくり返ってジタバタしていた。人が通る道の真ん中に転がっていたので踏まれないように拾って近くのコンクリの壁に移してやったが、掴まれずに落ちてしまった。別に壁に掴まらなくてもそのへんで羽化できるだろうからわきに置いてきた。セミの幼虫が動いてるのを生で見るのは初めてかもしれない。中身が詰まっていて想像よりも重かった。

キャンパスの苔とユリがきれいでした。

 

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やっと終わったー

実験がひとつ終わりました・・。

本当は5月末には終わらせるつもりだったのに実験そのものとスケジュールの組み方が下手くそなせいで一ヶ月以上遅れてしまった。これで投稿論文が学位審査に間に合うかどうか、黄色信号になってしまいました。

とはいえ、まあとにかくひとつ終わらせました。無事結果がひとつ出たことには一安心です。結果が出ないと論文書けないですからね。さっそくデータをまとめて先生に見せたら、その日のうちに面談しましょうということになって、OKもらいました。先生もけっこう焦ってるっぽいですね。そりゃそうか・・。

当たり前ですが僕も焦っていて、正直リジェクトされなければどの雑誌でもいい・・。規定ではIFがついていれば修了要件になるらしいので僕的には投稿先の雑誌のランクとかまじでどうでもいいんですが、やっぱり先生的には最低ラインがあるだろうし、それにはできる範囲で応えたいなと思います。まあ、まずは執筆。

いつまで言ってんの

20歳超えて大学入試の点数の話するやつってまじダサいよねって話です。

この前、とある飲み会で大学入試の話になったんですよ。個人的な体験談じゃなくて、大学入試のシステムの話題でした。その中で、センター試験って難易度調整がすごく難しいってうちの先生が言ってたなあって話を僕がしたんです。すると途端に同席していた修士2年の男が「オレの年はセンターすごく難化して、それでもオレ数1A満点だったんですよー」って、誰にも聞かれてもないのに自分のセンター試験の点数披露してて、僕はけっこう驚きました。だって修士2年ですよ?センター試験なんて少なくとも6年以上前の出来事じゃないですか。大学で単位とって卒論書いて、さらに院進し就活も修論も頑張ってたらさすがに自分のセンター試験の点数なんてどうでもよくなると思うんですけど。

こういう話は大学2年までには卒業するべきですよね。大学1年生は、やっぱり共通の話題として記憶に新しい入試について話すことは割と避けられないんじゃないかなと思います。かといってマウンティングはみっともないですが。(ちなみに僕は大学4年のときに研究室の飲み会で「入学時は学部で上から5番目だったんですよ」と発言した記憶があります。ほんとイタイですね・・笑)。

大学の先生ってこういうバカなくせにプライドだけは高いやつに接することがけっこうあるのではないかなと思います。僕が在籍してるような上位校はもちろんのこと、意外とMARCHレベルでも(いや逆にMARCHレベルだからこそ)あるのかもしれない笑。まあ、とにかくこういうバカに出会ったときって、先生はやはりそれを若さとしてけっこう寛容な心で受け止めますよね、あくまで僕の予想ですが。先生はえらいなあ。。

節約する

今まで髪を切るのに美容室に通っていたのですが、それをやめた。

美容室に通ってきたのは、なんとなくオシャレそうだったから。高校の頃にそれまで通っていた理髪店にいくのやめて駅近くの美容室に行ってみると、それまでと全然違ってかっこよく仕上げてくれて、すごく満足だった。それ以来ずっと住む場所が変わっても理髪店ではなく美容室に通ってきた。で、経験上、値段が3000円切ると質が落ちるのでそれ以上の値段がする美容室を大学生のころから選んできた。

でも、最近やっぱりこれ高いよね!!って思うようになった。ここ一年利用してる店は一回4,000円。1.5ヶ月に一回はいくから、年間8回で32,000円。

利用頻度はどうしても落とせない。僕の髪はくせ毛で量が多くて伸びるのが速いから、切ってから2ヶ月もするとモサモサになる。めちゃくちゃ邪魔。

そもそもその32,000円を何のために払っているのかというと、ほとんど毛量を抑えるためなんだよな。大学院に進んでからおしゃれの割合はずっと低くなった。最低限ダサいとか気持ち悪いとか思われなければそれでいいと思うようになった。ていうか僕の髪型がオシャレかどうかなんて誰も気にしてないだろ、と。

で、先月中学以来の理髪店に行ってみたら、安いし全然ださくともなんともなかったのでもう美容室は使わないことにした。一回1,500円!今までの半額以下!これまでと同じペースで通ったとして1年で20,000円節約できる。仕上がりは、就活生みたいになってかなり無難な印象だけど、最低限ださくはないし、清潔感があるので全然よし。家から近いので時間の節約にもなる。

僕はガツガツ働いていっぱいお金稼ぐタイプではないので、ランニングコストをできるだけ抑えないといけないなって改めて思った。無駄なところは削って自分が楽しい、面白いと思うところにお金を使おうと思う。あと、お金がもう少し溜まったら株とかやってみたいなあ。

 

サバサバに救われる

女性って恋人と別れたあとは一時的に落ち込んでも数ヶ月したらさっぱり忘れるらしい。これはけっこう色んな人が言っているし、僕の観測からもそうだと思う。それって救いだよなあという話です。

「女は上書き保存、男は名前を付けて保存」ってどっかで聞いたことがありますが、なかなか秀逸なたとえですね。上書き保存どころかデータの中身を消してしまってるんじゃないかというほど元気になっちゃう女性をみるとすごいなって思います(僕はそんな風にはなれないなー)。男は名前を付けて保存して、場合によってはデータをきれいに加工までして更新してたりして、そのきれいな思い出で幻想をみて元カノに「より戻そうよ」とか真面目な顔して頼み込むわけです。スタンダール的にいうと第一の結晶作用がかなり進んでしまっている状態です。仮に女性も男と同じくらい名前を付けて保存する傾向が強かった場合、二人して幻想を見ながらよりを戻すことになって、でもいざ戻ってみたら結局現実が見えてきて嫌になって別れる、こんな悲劇が今の世界よりももっと増えているのではないかなと。もちろんいろんな人がいるので断言はできませんが、実際は女の人って結構サバサバしているので、もう前付き合っていた男なんて完全に過去のこととして割り切っていて「いまさら何なの?」的な反応になることが多い。悲劇は絶えないけど、それでもまだ救われている方なのだなあ、世の中うまくできてるなあと思いました。

論文取り下げ!

昨年の春に投稿していた論文、提案した手法を改善できる目処が立たないので取り下げることになりました。最初に投稿したのが昨年の4月なので、もう投稿してから一年経つのですね。早いものです。8月に査読がMajor Revisionで返ってきて、9月に追加実験をしたのですが、よくわからないデータが出て、提案した手法はそのままでは使えなさそうだということになりました。教授と一緒にいろいろ考えながら手をつくしたのですが、どうやっても整合性がとれずに半年が過ぎました。諦めていたところに編集者の方から催促メールが来たので論文を取り下げることにしました。もうお手上げ状態でこれに時間割くのはやめたほうがいいと思ってるので、もしかしたらお蔵入りになるかもしれません。この論文のあとにもうひとつ投稿したい論文を控えているのですが、それもお蔵入りかもしれません。

 エディタに取り下げのメールを書いたあと、今までの努力が無駄になったとちょっと落ち込んでいたのですが、よくよく考えてみると、なんかそれは違うんじゃないかと思うようになりました。論文の形にはならなかったけれど、僕が学べたことはいくつかあるからです。新手法の検証の手順、シミュレーションの発想、など研究の進め方についてとても勉強になったと思っています。論文本文も、教授に直してもらいながらですが最初から最後まで書きました。それって以後の研究に絶対役に立つじゃないですか?あと、たとえ研究の過程で新しい能力が得られなくても、少なくとも研究活動で何かしらのことはわかったはずで、無駄なんてことはないのでは、と思います。

 でもさすがに、こんなことを何年も何年も続けていてはいけないんですよね。成長したのはわかったから、いつその能力を還元するんだよ!っていう。そうやって言い訳してずーっと論文書いてない先生、何人か見てきましたし*。研究を続ける限り、結果を出して論文は書かなければいけません。それに少なくとも僕は学位を取るために論文という形で結果を残さないといけないわけで。ベストを尽くして研究を進めて論文も書かないといけないが、それが叶わなかったからといって何もかもが無駄なわけじゃない、というのが僕の考えです。

 

*そういえば理学部にはこういう先生いないんですよね(といっても理学部に来てからあまり他の先生と話してないのですが)。理学部ではない、少し産業に近い学部にはこういう先生がたくさんいました。

日常の彩り

自宅での引きこもり生活が始まってはや一ヶ月になろうとしています。相変わらず、こういう生活は僕にはそんなに苦ではないみたいです、というかやること山積みなので家にいようが大学にいようが切羽詰まった状況には変わりないっていうのが本当のところなんですけど。朝起きてPCに向かって文章を書いたり論文を読み調べ物をして、昼になったらジョギングして昼飯食べて、少し昼寝し、また研究活動をしている間に夜になる。ざっくり書くとこんな生活です。時間がすぎるのが速いし単調といえば単調かもしれない。ただ最近、この生活にちょっと楽しい出来事が起こっています。

 石川武蔵さんという、プロのピアニストの方がYouTubeでピアノのライブ配信をしているのを3週間ほど前に見つけてから、ほぼ毎日視聴しています。自宅のピアノ室にカメラと録音用マイクを置いたお手製のシステムで演奏を聞かせてくれます。ドビュッシーラヴェルなど、フランスの作曲家の曲を得意としているようで、バッハやモーツァルトベートーヴェンなどのいわゆる多くの人が想像するクラシックの音とは少し異なる、独特な響きを持った曲が多いです。

 当たり前ですが、生配信の魅力はそのライブ感です。僕が思うここでのライブ感は、同じ空間の音を直接聞けない代わりに映像を見て音楽を聞くことで、「今この音楽を共有している」という想像で出てくるものです(実際は数秒ほど差があるみたいですけど)。このライブ感があると、僕みたいに普段ほとんど「ながら聞き」しかしない人でもちゃんと音楽を聞くことに注意を向けるようになります。すると、今までながら聞きではわからなかった曲のよさがその場で何となく掴めるようになります。以前聞いて楽しめなかった曲でも、初めて聞く曲でも、すんなりと曲の中に入っていけるというか。特に、僕にとってフランスの作曲家の曲は全体的にふわふわとつかみどころがなく苦手に感じていたのですが、今ではそういう意識はあまりしなくなりました。僕は演奏の良し悪しはあまりわからないのですが、曲のよさに気づけるっていうのは彼の演奏の魅力に起因するのかもしれないなと思っています。

 曲の演奏間にしてくださるトークも、とても興味深いものがあります。僕の周りには音楽を生業にしている人はいませんから、ピアニストがどんなことを考えて弾いているのか、といったことは今まであまり知ることができなかったのですが、ライブ配信ではそういうことを少しずつ話してくれますし、気になっていることがあったらテキストでコメントすることもできます。ピアノのリサイタルでも曲の合間にピアニストがマイクを持って曲に対する想いなどを語ってくれますが、時間がかなり限られていますし、その場で質問・コメントなどはできません。そういう意味ではオンラインのライブの一番の利点はここにあるのかもしれません。おそらく彼もそういうのを意識しているはずです。デメリットとしては、YouTubeに上がっているほかの録音された演奏動画に比べるとどうしても音質が落ちるところでしょうか。まあ、こればかりは仕方ないです。とはいえ聞いていればあまり気にならないし、むしろ僕はこっちのほうが手作りな感じがしていい気がします。

 これから5Gが普及したら、例えば高音質のデータと映像をライブで遅延なしで配信できるようになるのでしょうか。コンサートの形もこれから変わっていくのかもしれませんね。もちろん従来の形がなくなることはないと思いますが。そんなことを思いました。

最後に、YouTubeのページとHPを貼っておきます。

2020/05/10現在、ほぼ毎日19:30からやってくださっています。おすすめです。

www.youtube.com

ピアニスト石川武蔵さんのホームページ:

www.musashi-ishikawa.com