ルビスコくんの日記

とある博士学生の日記です。

「オ」から始まる・・・

ここのところ毎日新しいことを勉強できて楽しい。

教授と「ここの現象が重要だからまずこのモデルを勉強しよう」という話になって、ここ数ヶ月ほどずっと関連するモデルの勉強をしていた。それ自体は楽しくやっている。ただ、一通り勉強したら、じゃあこのモデルのどういうところが改善したほうがいいのか、とか、そういう話になってくる。僕がしなければいけないのは勉強じゃなくて研究なのだから当たり前だ。もちろんそれを念頭に置きながらやってきたのだが、いかんせんどこを弄ればいいのかわからない。一応既存モデルのコードを大雑把に確認し、実行してなんかそれっぽいグラフとかを出力できるようになったけれど、だから何って話で、何をすればいいのか、どこに注目すればいいのかわからない。一応自分の中でアイデアはあるといえばあるのだけれど、残り一年で終わるわけない。けっこうやばい。

 論文も3回連続で蹴られてるし、これはそろそろ、あの「オ」から始まるやばいヤツが、1年後という水平線の向こうから頭を出し始めたのが見えてきたということだ。

 修士のころ、D3年の夏になっても論文でてない(他研究室の)先輩を見て「うわーD3になってまで論文ないとかやべーだろ、オーバードクターするかもしれないし、かわいそうだなぁ」と思っていた(ちなみにその先輩はギリギリで投稿論文を間に合わせて3年で学位をとった)。ほとんどバカにしている。自分は研究ができる(≒論文が書ける)と(今となれば無根拠に)思っていたから他人事だったのだ。今、そのかつての先輩とだいたい同じ立場になった。自分としては今くらいの状況になってよかったんじゃないかと思っている。バカにつける薬はないのだ。これくらいがちょうどいいだろう。

なんとかこの状況を打破してやろうと前向きに考えている。