ルビスコくんの日記

博士学生の日記です。考えたこと、学んだことを書きます。

基礎科目

私たちは自然科学を研究する者として、基礎科目(物理・化学・生物と、それに必要な数学)を学習することをやめてはいけないと思います。なぜなら、自然科学にはこれまでの長い発見に発見を次いできた歴史があり、私たちはその歴史の流れの中にあるからです。まずは、その歴史のなかで積み重ねられてきたものを学ぶという謙虚な姿勢がなければいけないと思います。

そして、これまで積み重ねられてきたものは、私たちが数年で消化しきれてしまうほど少なくはありません。物理だけでも、力学から電磁気学、熱・統計力学量子力学など、それぞれ相当重い内容なはずです。これらを一から習得しようとすると、日々の研究をしながらの場合、(研究者が置かれている立場や状況によりますが)1日にそれらの学習に取れる時間は1時間もあればいいほうでしょう。そう考えると、大学生のような究極にひまな時期にゆっくり時間をかけて勉強しておくことがベストですね。特に物理のような科目は理解を積み重ねるのに時間がかかるので、研究で忙しくなってから始めるというのは全く得策とは言えません。一方で僕は勉強を始めたいと思った時が自分にとってベストなタイミングだとも自分に言い聞かせていますが。

学習を始めるにあたって自分がそれぞれの基礎科目についてどれくらい理解しているのかをわからなければなりません。私の場合、(ここまでこんなに偉そうなことを書いておいてすっごく恥ずかしいのですが、)高校の範囲については、物理は自信がありますが化学は忘れていることがいっぱいあると思います。生物はそもそも受験の関係で高1以来やってこなかったので生物基礎からやりなおす必要があります。ダメダメですね。。

「自分は大学院生なのだから大学の教科書から」という人がいると思いますが、そんな変なこだわりは捨てるべきだと思います。そういうプライドはなしで、本当に自分がどこまで説明できるほどの理解に達しているのかを一度考えてみたほうが近道になると思います。