ルビスコくん空を飛ぶ

博士学生(D1)の日記です.

いしゅー

数日前から、通学路に面した小さな公園のそばを通るときに異臭がしている。嗅いだことのない強烈な臭いが一瞬だけ鼻をつくのだ。初めて異臭に気づいたときは夜だったのでわからなかったが、数日経ってようやくその正体がわかった。やはり嘔吐物ではなく何かの小動物の死体だった。ドロドロに溶けて毛のようなものが絡まったものにたくさんのハエをはじめとする虫たちが群がっていた。一体これはもともと何だったんだろうか。猫くらいの大きさなのだったのだがわからないがとにかくその臭いは死臭だったのだ。

いずれは僕もこんな風に朽ち果てて行くのだ、とそのドロドロをぼんやり見ながら思った(もちろん僕が死んでも、誰かが腐らないうちに焼いてくれると思うが、焼かれようがとろけようが死んだ後はどっちだっていい)。で、同じ死ぬなら楽しいことして死にたい。楽しいことするには自分が楽しいことを見つけないといけないし、ちゃんとその楽しさを自分の言葉で定義してやる必要がある。できれば研究活動を一番楽しいと言いたいところなのだけど、現時点では自信を持って言い切れない。その「研究が一番楽しい」という結論ありきで論理を立てていっても自分にとっては全く意味がないし虚しいだけだ。だから、3年後(?)学位をとるときに、もう一度自分に聞いてみようと思う。「研究は楽しいって、心から言えますか?」