ルビスコくん空を飛ぶ

博士学生(D1)の日記です.

20151221

AGUに参加して英語について思ったこと
 
まず,自分の英語力のなさに改めて気づいた.大体何を言っても「?」という反応が返ってくるし,相手が何を言っているのか一回で判別することはほとんどできなかった.ポスター発表でも,もしかすると大切なことを聞き落としているかもしれない.科学の世界を離れて日本国内で就職して日本で生きていくなら英語をわざわざ時間を割いて勉強する必要はないと思うが,D進するなら絶対に英語は勉強しなければならない.なぜなら,科学の世界では英語でコミュニケーションをするから.たとえば論文も,研究発表も,昼休みに行われる議論もすべて英語で行われる.言語は勉強してすぐに結果として現れるものではないので,毎日継続した学習が必要不可欠である.
日本人研究者にとって,英語の壁というのは私が思っていたよりもずっと大きいと感じた.ある程度英語がしゃべれても,科学的なトピックについて,英語で自分の考えを不自由なく表現しながら議論できる人というのはそうそういないのではないか?もちろん日本でも研究はできるし論文は書ける.日本にも優秀な研究者はたくさんいる.しかし,残念ながら,研究の潮流の中心はアメリカにあるのだということに最近気づいた.今回感じたこの大きな研究の流れにしても,NASAのチームが最初に仕掛けたものなのではないだろうか?もしそうだとすれば,アメリカで研究をしたほうが,流行をいち早く先取りして研究をすることができる.ただ,ここで問題なのが,そのような流行に乗ろうとすることは科学的をするものの精神として正しいものなのか,ということである.科学のテーマというのは,もっと純粋な好奇心によって決まるものであり,流行の最先端だから研究しますというのはどうもおかしいような気もする.もちろん自分の興味とそのテーマが合えばよいのだが.