ルビスコくん空を飛ぶ

博士学生(D1)の日記です.日記に加えてプログラミング(R)のメモ書きもします.

論文がリジェクトされました

9月の末に投稿した論文がリジェクトで返ってきた。もうすぐ投稿してから3ヶ月経つし査読結果返ってきてもいいころだなーと思っていたら「Your Submission」なるタイトルのメールが来て,開いたら数秒で"Unfortunately"と"I regret that"の字が目に飛び込んできてああこれはダメだと思った。レビュアー二人からのコメントを見ると,二人とも「内容はよく書けているけど観測方法がダメ。既存の研究はもっと解像度のいい測器でやってるけどお前らのは解像度低いから信用ならん」とのこと。正直これだけもっともらしい図を示しているのにこんなことを言われるとは思わなかった。肝心の解析内容については一切触れられておらず,それが悲しかった。

それにしても,査読に3ヶ月かけるならもっと実りのあるコメントも欲しかった。リジェクトされたなら他の雑誌に再投稿しないといけないし,もし学振に落ちていたらDC2の申請書書くまでにはアクセプトがほしい。だからリジェクトするならするでさっさとして欲しかったんだよお。。しかもこんなに修論が切羽詰まってる時期に。まあすべてボクの都合なんだが。

そして学振の個人用ページを見ると結果欄のところに「学振作業中」の文字が。おそらく月曜(明日)には発表されると思われる。。。

AGU2016 最終日

僕の発表は朝の8時からでした。去年は日程が学会の中日ということあってたくさんの人が聞きに来てくれてポスターセッションの間(4時間)ずっと説明していたのですが、そのせいで他の人のポスターセッション発表が聞けませんでした。今年はきっちり2時間で自分の分は終わらせて他の発表も聞こうと決めていたのですが、なかなか難しいですね。他の人の発表を聞こうとしても、近くに自分のポスターがあって、自分のポスターを見てくれている人がいると、どうしても説明を聞いてもらいたいと思ってしまって結局自分のところに戻る。これを繰り返していました。

けっこうな割合で「面白いじゃん!」と言ってもらえて(たぶんお世辞で言っているだけなのかもしれませんが)、頑張ってやって来てよかったと思えました。もちろん人に褒められることを目的にしてはいけないのですが、人から認めてもらえるというのは本当に光栄で嬉しいものです。おそらく、僕が見ている限りでは、他の研究では観測のみか、既存モデルと衛星観測データをつかった解析結果を紹介するものが多く、似通った研究がいくつもあったのですが、植物生理の季節性に着目して観測とモデルを扱った研究はあまりなかったように思います。

あと発表の他に学会で重要なこととして、「人脈作り」があります。今回、私は指導教官を通してセッションのコンビーナと繋がることができました。相手にとって利益になることがあれば、おそらく一緒に研究しようといって拒まれることはないでしょうから、積極的に話しかけて行くべきだと今回学習しました。コンビーナに僕の査読中の論文も渡すことができたし、とても有意義なポスターせっしょんとなりました。

僕が参加したセッションは午前がポスターで、午後からは2つ続けて口頭発表でした。ずっと聞いているととても疲れました。

それが終わると、今度は指導教官が昔お世話になった人(サンフランシスコ在住)のお家にお邪魔して、ホームパーティとなりました。

AGU2016 4日目

この日はなんと夜の12時に目が覚めてしまい、寝たのは朝の6時ごろになって起きたら聞きたかった発表が終わっていてテンション下がりまくりました。夜は他の日本人の方々と、フィッシャーマンズワーフにカニ料理を食べに行きました。美味しかったけど、正直いうと札幌の方が食べ物は美味しいですね。夜はけっこう遅くなってしまってYH帰ったら即就寝しました。

AGU2016 2日目

朝5時に目が覚めてそれから寝つけませんでした。完全に時差ボケです。ホステルで朝ごはん食べて朝いちの発表聞いたけど頭がぼんやりして何も入って来ないし、そもそも英語の聞き取りがかなりやばいレベルなので内容が専門に近くない限り理解できないのです。アメリカの人たちは(ちゃんとしてる部類の)日本人とは違って、スライドの見た目はあまり造り込まずに内容が少ない代りに、それを流暢なトークで補うタイプのひとが多いので、僕みたいな英語できないやつは早い段階から脱落するのです。それにしてもみなさん本当にペラペラとよくあんなに言葉がでてきますよね。日頃から訓練しているんだろうなあ。

AGU2016 1日目

今年もAGUに来ることができました。

1日目は昼過ぎにサンフランシスコに着いたが、飛行機でほとんど寝られなかったためにホテルで昼寝をしていました。18時から関連するトピックを扱う人たちのディナーがあったのでそれに参加しました。それにしても中国人の勢いがすごいです。だいたい50人中、参加者の半分以上が中国人だったと思います。日本人は片手で数えられるほどしか参加してなかった。

不安になってきた

ここ1週間は学振の面接の準備をしていて,スライドもだんだんと出来上がってきました.が,なんともいいようのない不安が湧いてきます.2週間くらい前までは,「面接候補の中から半分受かるんだから,面接官に自分の研究の魅力が伝われば落ちないだろう」と思っていたのですが,「自分の研究の魅力をわからせるのが一番難しいんじゃん!」と当然のことに気づき(←アホ),「あぁこれはだめかも…」と今度は逆に意気消沈気味であります.しかもよくよく考えれば面接候補になった人は申請書のTスコアがほとんど同じなのですから,研究テーマ自体はある程度評価されている人たちなのでしょう.そういう人たちが採用を勝ち取るためにプレゼンを練りに練ってくるわけですから,面接候補中の採用率は50+α %だといっても競争は普通に厳しいといえます.5月の申請書提出時は論文なかったけど12月の面接の段階では受理されたという人も中には普通にいるでしょうしそういう人は業績的に一歩リードってことになります.ちなみに僕は現在査読中です….

当然のことながら学振のスライド作成してる間は修論の解析もできないし(12月に海外学会控えてるのにまともな解析結果が出てないよ!)いろいろつらいですね.まあ学振に採用さえされればそれも報われるのだけど,落ちたときのことを考えると本当に(いや本当に)暗い気持ちになります…(-_-).面接に注いだ時間だけでなく,少なくないお金(=交通費.飛行機代+2泊分の宿泊費)も戻っては来ないのだから.せめて面接で不採用だった人にだけでも交通費あげればいいのにと思います.学生だよ?親からの仕送り(人によっては+バイト代)で生活してるんだよ?

最後は愚痴っぽくなってしまいましたが,でもまあ要は,採用されればいいのです.がんばります.

学振DC1の面接候補になりました

この5月に申請書を学振に提出していたのですが,その審査結果が返ってきました.提出した時点で申請書の出来は悪いと思っていたのですが,結果は「面接候補」でした.学振の採用の仕方として,採用(面接免除)・不採用・その間のグレーゾーン「面接候補」があります.よく言えば「一次審査に通った」,悪く言えば「書類だけでは通らなかった」ということになります.私が出した領域の申請者は450人だったので,面接に呼ばれたということは上位25%に入ったということになります.他のブログとかTwitterを見ていると「面接かよ…」と肩を落としている人がちらほらいますが,私は面接候補と知ってけっこううれしく思っています.そんな質の高い申請書を書いたつもりは全くなかったので.

5ヶ月前に提出した申請書をもう一度読んでみると,最初のページ(「現在までの研究状況」)の内容は結構わかりやすく書いてあるなという印象を持ちました.一方でこれからの研究計画については目的もはっきりしないし,背景知識を多くもたない審査員にとってはわかりにくい説明になってしまったのではないかと思います.業績は論文0報(準備中が1つ),海外学会1件,国内学会多数,民間助成金1件だったので,少なくはないが論文がないのがネック,という状態でした.業績はあまりプラスにはならなかったと思います.それでも面接に残ったのは,やはり審査員の第一印象が原因だと思います.つまり最初のつかみのところでわかりやすくこれまでの自分の研究をアピールできれば,少々計画がまずくても面接に呼ばれる程度の点数はもらえるということかもしれません.

書類だけで一発採用にはならなかったのですが,なんとか首の皮一枚つながった感じです.私が申請した領域では毎年90人ほど採用されており,今年の面接免除は72人,面接候補は33人だったので,今年も90人採用されると仮定すれば,面接まで残れば大体半分強は採用される計算になります.ここまでくれば頑張るしかありません.

面接は12月の頭に行われ,持ち時間は10分(4分発表+6分質疑応答).計画についてまだつめられていないところが結構あるので,がんばります.